税の無料相談会

令和6年度 確定申告無料相談所

令和7年2月19日(水)・20日(木)・21日(金)

場所:愛知大学 車道キャンパス10階
入場整理券配布開始:9時
開催時間:9時30分から16時(12時から13時は行なっていません)
受付終了:15時(入場整理券配布状況により、後日案内になる可能性があります)


無料税務相談所のご利用には、当日配布する入場整理券が必要です。
事前受付での予約は行なっておりませんので、ご注意下さい。

 

【無料税務相談所の対象者】

給与所得者、年金受給者
①以外の方で、所得税の申告については、次のイを満たした方、個人事業者の消費税の申告については、次のイ及びロの条件のいずれも満たした方が対象となります。
 令和5年分の所得金額が300万円以下の方
 令和6年分の消費税の基準期間(令和4年分)の課税売上高が3,000万円以下の方
  消費税及び地方消費税の相談については、①売上げ及び仕入れ(経費)に係る額を10%(標準税率)と8% (軽減税率)に区分するとともに、②仕入れ(経費)に係る額をインボイス発行事業者からの仕入れ(経費)と それ以外の者からの仕入れ(経費)に区分し、それぞれの科目ごとに集計するなど、事前に準備した上でご来所ください。

【ご注意】

譲渡所得、山林所得、贈与税、相続税の相談は実施しておりません。
e-Taxによる申告相談も行っていますので、利用者識別番号、暗証番号がお分かりの場合は、ご持参ください。
当日は、必要書類に不備がなければ、確定申告書の作成及び提出が可能です。
無料駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。

 

 

 

 

「税を考える週間」

税理士による無料税務相談会

令和6年は 11月 11日、12日の2日間行ないました。

私たち税理士は「税を考える週間」の行事として、毎年無料税務相談会を行なっています。

会場はイオンナゴヤドーム前店をお借りし、気軽に税金についての疑問、質問等にお答えし、もっと税金について知っていただこうと頑張っています。

令和6年は11月11日、12日の2日間行ないました。不動産に関する税金、贈与税、相続税等さまざまな税金の疑問にお答えする
ことができ、満足していただけたのではないかと思っています。

 

 会場には名古屋市東区内の小中学生の税金に関するポスター、標語、作文、絵はがき、習字の作品が多数飾られ、その色使いや構図また筆使いなど今の小中学生のセンスにとても感銘を受けました。税の作文を読み進めると、税を考えるきっかけやそこから税にまつわる様々な検証、それを踏まえての自分なりの意見がしっかりと纏められており、とても感心しました。小中学生の頃から税に関心を持つための試みとしてこのような機会はとても有意義に思います。国民の義務の一つである納税について、『納税は納めるもので取られるものではないと考え直し、大人になったら立派な納税者になりたい』との文言には、私自身深く考えさせられました。

 今回の無料税務相談会は、1階ノースコートのエスカレーター脇にブースを構えて開催しました。穏やかな天候に恵まれ、10時からの開催にも関わらずお待ちいただいた方や、通りすがりに立ち寄ってくださった方もおり、1日目の相談者が21人、2日目の相談者が19人、合計40人もの方が相談に訪れてくださいました。

 相談内容は主に所得税に関するもので、給与及び年金収入、特定口座、NISA、複数箇所で勤務する方の年末調整と確定申告等の相談がありました。一部、相続税に関する基本的な相談、相続に絡む空き家特例、取得費加算など譲渡所得申告の相談もありました。

 今回の「税を考える週間」の無料税務相談会に携わるうえで、税目も広くどのような切り口で相談を受けるのかなど不安もありましたが、何とか相談者の方に解りやすく丁寧にお話しできたのではないかと思います。普段は法人の代表者や個人事業主の方との関わりが多い中で、一般の納税者の方と接する機会は大切なことだと改めて思いました。

名古屋東支部 税理士 長江 卓則